ホームページを作れば本当に集客できるのか?

「ホームページを作れば、営業をしなくても24時間集客できるようになる」そのように考えて、ホームページを作る方も多いでしょう。

しかし、結論からいうとホームページを作っただけの状態では、99%問い合わせがくることはありません。ネット集客に少し詳しい人であればすぐに分かることです。

それでも、ホームページを作れば集客できるものだ。と思いこんだままホームページ製作を依頼してしまう人が多いのですが、実際、ホームページで集客をしようとするのは、時代的に合っているのでしょうか?

 

ホームページの役割

インターネット上の営業所

ホームページの一番大きな役割は、「会社の存在をネット上であらわにしておくこと」です。

現実世界で、会社の存在を確認するには「店舗や事務所」がありますが、ホームページはまさに、インターネット上の「店舗、営業所」に該当します。

ただ、現実世界の店舗とインターネットの世界の店舗(ホームページ)では、全く正反対の違いがあります。

それは、現実の店舗はその店舗周辺を通れば興味のない人の目に入りますが、ホームページは興味のある人に検索されないと目に触れる事は殆どありません。

そのことを理解できていない広告代理店などが作るホームページは、集客ができる最低限の機能も備わっていないページを作ってしまっていることもあります。

 

オームページは何をする場所なのか?

「ホームページがインターネット上の営業所のような役割で有ると言われても、じゃあ具体的にはどんな情報を載せておけば良いの?」

そう思う方も多いかもしれません。

まず、お伝えしておくとホームページは集客をする場所ではありません。

ホームページは、ある程度あなたの会社の商品を知っている人が、申込みをしたり問い合わせをしたり、会社のことを調べる場所なのです。

現実世界でも同じですが、営業所や店舗は運営をする場所ではあっても、集客をする機能は持ち合わせていないはずです。集客は、チラシや口コミ、CMなどでしているはずです。

ホームペジも同じです。

ホームページでなかなか集客ができない。と悩む方は多いのですが、それもそのはずで、そもそもホームページは集客をする場所では無いのですから。

集客は別の場所でして、ホームページを見に来てくれた人がアクションを起こす最後の決断をする場所。と思っていたほうが、インターネットマーケティングは上手くできるようになります。

 

コンバージョンを追いかけましょう。

ホームページは集客をする場所ではないと言いました。

しかし、実際にネット上から問い合わせが来るときは、ホームページから来ることがほとんどです。その時に大事になるのが、「コンバージョン」になります。

コンバージョンというのは、ホームページを訪れた人がどれくらい成約(問い合わせや購入)してくれているのか?を表す数字(確率)です。

毎月1000人の人がホームページを見てくれて、10件の問い合わせがあればコンバージョンは「1%」ということになります。ホームページは集客をする場所ではありますが、セールスをする場所ではあります。

よって、出来の良いホームページというのは、「コンバージョン率が高いホームページ」であるということを覚えておいてください。

 

ホームページで集客できるのか?

まとめにもなりますが、ホームページは集客をすることもありますが、「集客をするためのものでは無い」ということを、しっかり覚えておきましょう。

集客をしてくれると思い込んだまま、ホームページを放置していても効果を実感することはできません。ただ、ホームページに来た人が、高確率で成約してくれるように中身をつくりこんでおくことはとても大事なことなので、コンバージョン率だけはしっかり把握するようにしましょう。

 

まとめ

ホームページは集客をするためのページではなく、セールスをするためのページです。

その役割をしっかり理解して、ホームページをつくるようにしましょう。集客をするのは、あくまでも広告になります。ホームページを作っただけでは、問い合わせが来ない、ホームページに人が来てくれない。という人は、広告をしっかり準備しましょう。広告は有料のものから、無料でできるものまで沢山ありますので、ぜひ色々実践してみてください。

 

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