集客。ターゲットのリサーチについて。
ターゲットリサーチの重要性
経営戦略を練り、ビジネスをスタートするときに絶対にしておかないといけないのが、販売ターゲットのリサーチです。
店舗経営をされる方も、「店舗を出せば、興味のある人は来るだろう」という感覚のまま開店してしまうのは危険です。
ターゲットくらい決めてるよ。と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ターゲットを決めいているだけでは20点です。
では、販売ターゲットを決めたあとに何をする必要があるかご説明致します。
きっと、ターゲットの選定とリサーチの重要性がご理解頂けるでしょう。
集客を増やしたいなら、ターゲットを熟知しろ。
問題です。
あなたは、定食屋さんをオープンすることになりました。
ある時、魔法使いがあなたの元を訪れ、こう言います。
「お店が成功するために、なんでも 一つお店に必要な望むものを与えましょう。」
と。
あなたは、何を手に入れてお店を成功させますか?
これは実際に、ある集客セミナーで参加者に出された質問です。
ある経営者は、「秘伝のタレ」と言い、ある経営者は「駐車場を設置できる広い土地」など様々な意見を出しました。
しかし、
講師の放つ一言で、会場の全員は口論を辞めうなずかずにはいられなくなりました。
なんて言ったのかというと、
「お腹をすかせた群衆が定期的に欲しい」
と言ったのです。
何を言いたいか分かるでしょうか?
人が多い場所というだけではダメなのです。お店の料理が美味しいというだけではダメなのです。
食事は、空腹を満たすために行う行動です。
つまり、食事が究極に美味しくなくても、立地が多少悪くても「お腹をすかせた群衆がいれば、ご飯を食べに来る」
ということです。
ターゲットを熟知するというのは、こういうことです。あなたのサービスが、どのような人に望まれているのか?そのターゲットはどこにいて、何をしていて、スマホは持っていて、アプリは何をつかているのか?
そこまで熟知して初めて、効果のある広告を打つための準備ができるのです。
リサーチするべき項目
ターゲット
ターゲットさえもリサーチをして決めるべきです。 競合はどのような層の顧客を掴んでいるのか?男性なのか女性なのか、学生なのか、サラリーマンなのか、経営者なのか、
はたまた、何歳〜何歳なのか?
できるだけ、細かく絞っていくことが大事です。
もし売る商品が、「アクセサリー」などであれば、そのアクセサリーを、どんな人に売りたいのかではなく、どんな人なら欲しがるかを、追求して研究しましょう。
リサーチ
ターゲットが決まったら、そのターゲットについてのリサーチをしていきます。
・仕事は何をしているのか?
・情報はチラシでとるのかスマホで見るのか?
・ポジティブなのかネガティブなのか?
・電車をつかうのか、バスをつかうのか?
・そのターゲットの年代はどのような言葉・歌・テレビが流行っていたのか?
・どのような行動パターンなのか?
・日常生活での悩みはなにか?
・困っていることはなにか?
・自分の商品を手に入れることで、どう変わるのか?
考えれる限り書き出してみましょう。
できれば、仮想の人物を一人作ってみて、1日のスケジュールを考えてみるのも良いかもしれません。
そうすることで、何時に広告を出すのが効果的か、CMを流すなら何時くらいか、折込チラシの方が見られるのか、SNS広告のほうが見られるのか?など、広告を打つ方法がどんどん明確になっていきます。
平日の朝、昼の時間帯に流れるCMと、夜に流れるCM。休日に流れるCMなど、見比べてみるとヒントをつかめるかもしれません。
まとめ。
「20代がターゲットの商品で、スマホ世代というところまで想像できていれば、新聞の折込にチラシを入れる必要は全くありません。」
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、ターゲットのリサーチが不足しているために、もったいない広告をだしている経営者は沢山いらっしゃいます。
ぜひ、もう一度、自分の扱う商材と、それを欲しがるターゲットについてしっかりとリサーチをしてみてはいかがでしょうか?