飲食店の効率的な集客方法とは?

飲食店の集客戦略

店舗ビジネスで最もポピュラーな商売と言えば、飲食店です。

ポピュラーなだけに競争が激しく、お客さんが集まらずに悩んでいる店舗もあるのではないでしょうか。また、提供しているサービスの種類によっては、時代の流れにも影響を受けやすく、増税、開発などで悩まされる経営者にもよく出会います。

では、飲食店が末永く営業していくためには、どのような経営戦略を持って、店舗運営をすればよいのでしょうか?

 

立地の確認。

スターバックスコーヒーが、新しく富士山の山頂に開店しました。

このようなニュースをTVで見て、行きたいと思うでしょうか?

 

例えが極端ではありますが、「何も考えずに、建物の外観や値段だけでお店の場所を決めてしまうと、陸の孤島と化してしまうことも少なくありません。

 

「あれ、あそここの間までラーメン屋だったのに、定食屋になってる。あれ、定食屋ができてたのにまた別のラーメン屋が入っている。」

この現象も、立地が深く関係しています。

単に、人通りが多いから立地が良いと言うわけでもありません。

 

その場所に住んでいる人たちの行動パターン。近くにはどのような会社があるのか?飲み屋街の近くなのか?車通りは多いのに、意外と飲食店が少ない地区なのか?

 

などを慎重に精査し、お店を開店しなければ、どんなに美味しい料理を作っていても、よほどのキッカケがなければ黒字経営にしていくのは難しいです。

 

飲食店ビジネスを成功させるために、最も必要なのものは、「お腹をすかせた群衆」です。ターゲットが群がる場所なのかしっかり見極めて立地を決めましょう。

 

ファン作り

立地がしっかり決まったら、次はどのように顧客を獲得していくか?

を考える段階になります。

 

ここで、考えなければ行けないのは

①新規集客②リピート客の獲得 ③リピート客の口コミからの新規顧客獲得

この、①から③までの流れを作るための戦略をしっかりと考えることです。

 

①新規集客

飲食店の新規集客は、チラシ・TVCM・SNS・ラジオ・雑誌・口コミ・アプリ・食べログのような情報収集メディア

で行うことができます。これらのサービスで広告が出せないかはしっかりと見ておきましょう。

 

②リピート客の獲得(ファンつくり)

ここが最も大事な戦略です。

新規集客ができても、一度来たお客さんが二度目来てくれなければ、一生新規集客を頑張らないといけなくなるので非効率的で、広告費だけが莫大に必要になるのでいずれ赤字経営になる可能性が高いです。

そのために、一度来店したお客さんが二回目もしっかり来てくれるように、対策をしておくことは重要です。

対策となる項目をいくつか挙げておきます。

・味を追求する。(大前提)

・接客マニュアルを磨く。(味が美味しくても、いつも態度の悪い店にはお客さんは来なくなる)

・ポイントカードなどで、顧客のロイヤリティ(特別感・満足度)を上げる。

・店舗のアプリを開発し、クーポンなどを定期的に配信する。(LINE for Business)で簡単にできます。

 

③ リピート客の口コミによる新規客の獲得。

・SNSで写真を投稿しやすいような仕組みを作る。

・つい誰かに言いたくなるような斬新な取り組みをする。

・学生がターゲットであれば、学生対象のサービスもつける。(学生おかわり無料。等)

 

ファンをどれだけ作っておけるか。

約3年から5年でお客さんが入れ替わる。

地域にもよりますが、どこのお店でも3年から5年くらいで、常連さんを見なくなる。という話をよく聞きます。もちろん、ずっと通い続けてくれる常連さんもいるでしょうが、転勤や引っ越し、顧客側の状況によりどうしても、店舗にコレなくなってしまう状況は起こり得るでしょう。

どうせ入れ替わるなら、力を入れる必要無いじゃないか。と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全ての常連客が一度に消えていくわけではありません。

むしろ、常連客は普段一人で来ていてもふとした時に、知り合いを連れてきたりしてくれるので、一緒に来た人の心になにかしら残っていれば、必ずまたお店を利用してくれます。

口コミでくるお客さんはタダで獲得できますが、広告を使って集める新規客には莫大な広告費がかかります。この違い、お分かりになって頂ければ幸いです。

 

まとめ

飲食店が、末永く営業を続けていくために必要なのは、最低限の立地、新規客の獲得、リピート客の獲得、リピート客が連れてくる新規客の獲得。という流れがキャッシュフローが一番上手に回ります。

 

ほっといても新規客が流れ込んでくるお店なら、心配ないですがほとんどの店舗がそうではないと思います。

時代に負けない強固な基盤を是非つくってください。

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